上子島から最寄り駅にあたるのが近鉄壺阪山駅だ。壺阪山駅から古民家までは歩いて30分くらい。ぼくは写真を撮りながら歩くせいか、いつも優に40分以上かかってしまうが、大人の足でサクサク歩けば30分かからずに着くだろうか。
上子島へ行くいちばん分かりやすい道は、旧街道の土佐街道沿いに登って行く道だ。石畳で整備された風情ある町並みをひたすらまっすぐ歩いて行くと上子島につく。旧街道に入れば分岐もない。上子島の集落に入って、最後に右折し、心臓破りの急坂を登れば古民家に到着だ。
街道沿いに下から下土佐、上土佐と集落が続き、昔の武士の集落にあたるのが上子島である。いまは「かみこしま」と呼ばれているが昔ながらには「かごしま」と呼ばれる地区だった。「土佐」が土佐の人たちが住んだ土地だと言われるように、上子島は鹿児島の人たちが住んだ土地だったともいわれる。
いまは幹線道路が横手を走り、旧街道は車通りも少なく、古い町並みを残した趣ある通りである。春はお雛様、秋はかかしと、住民手作りの祭りで賑わう。そんな町は自動車よりもゆっくりと歩いて来るのがおすすめだ。左右の町並みをきょろきょろしながら、上子島の古民家までのんびりとお越し下さい。
駅を出て |
信号を渡って |
この角を右折 |
あとはひたすら坂をのぼる |
まっすぐに |
どんどん行く |
町並みを |
ひたすら |
道なりに |
まっすぐ |
左右を |
キョロキョロ |
ここから先町並みの様子が少し変わる。商家から武家屋敷へ。 |
道がアスファルトに変わると武家屋敷。 |
立派な白壁の植村家。 |
このあたりはもう上子島 |
山並みが見えてきた |
高取城は奥の山の上 |
道路を渡ってさらにまっすぐ |
景色はますます山あいに |
松の木の奥にあるのが上子島の公民館 |
公民館を過ぎたら急坂を右折 |
歌人 阿波野青畝の生家の看板 |
ここでもう一度右折 |
車道沿いに回り込むと |
古民家に到着 |